本年も今日でおしまい。2004年の総括がてら、「人生迷い箸」のエントリーで気になるものを時系列に振り返ってみたいと思います。
読み返し始めてまず僕自身の目にとまったのは、2003年末に始めて結局お蔵入りした形になってしまった「MT4i XML-RPC Gateway(仮称)」。
これはXML-RPCのBlogインタフェースを用いて取得した記事データを、MT4iのような携帯端末用のページに整形して出力するものです。が、結局自然消滅のような形でお蔵入りしてしまいました。
理由は、システムとして詰められなかったこと。当初は「ココログなどの携帯からの閲覧に対応していないブログを見られるようにしたい」という意図があったので、MT4iのような各自設置型のCGIではなく、うちのサーバに設置してゲートウェイのようなサービスを提供しようと画策してました。ところがそうなってくると、どうしてもセキュリティーを確保しなければならなくなってくる。XML-RPCのブログインタフェースは管理用のものなので、ユーザ名とパスワードを必要とします。まさか閲覧用のURLにIDとPWをパラメータとして含むようなまねはできません。したがって、こちらに一旦登録していただいて管理することになるはずでした。
ところが、XML-RPCインタフェースを用いて実現できる機能は主に記事の管理/閲覧のみ。コメントの閲覧も投稿もできまません。閲覧機能だけ提供したのではRSSリーダともあまり大差なくなってしまいます。
要するにユーザのIDとPWを預かってまで、RSSリーダを提供する意味があるのか、と。
当時ココログの文字化け問題などもあったんですが、上の理由が一番大きな理由です。ただ、もし機会があれば各自設置型のコードを公開する事があるかもしれません。(気が向いたら)
次は、5月頃に罹った「謎の皮膚病」関連の記事。
そして、その経過を記した以下の記事。
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皮膚病の経過を淡々と記録するよ
皮膚病の経過を淡々と記録するよ2
皮膚病の経過を淡々と記録するよ3
皮膚病の経過を淡々と記録するよ4
皮膚病の経過を淡々と記録するよ5
皮膚病の経過を淡々と記録するよ(最終回)
いや、本当に辛かったです。実は一旦回復したものの、このあと8月頃からも腕と足のみに再発したんですが、病院にいかないで放っておきました。徐々に発疹は治まりましたが、3ヶ月以上たった今でも少し右腕に残っています。
そして最後にもちろん、息子が産まれたこと。
そんな息子も既に4ヶ月。今ちょうど、ママにミルクを飲ませてもらっていたのですが、足りなくてぐずりだしたところ。もちろん色々慌しさはあったものの、コイツのお陰で本当にすばらしい年になりました。
我が家は息子が産まれて初めての正月を迎えるわけですが、来年も家族で楽しく過ごしていきたいと思ってます。そしてこのサイトを見に来てくださっている皆様方にとっても、素晴らしい一年になりますよう心からお祈り申し上げます。
では、良いお年を。