あえて不満な点を挙げるとすれば、開発環境の説明にページを割きすぎていることと、挿絵がキュートなので会社の机に開いておいて置くのがちょっとアレな点。でも画像処理について 0 からスタートするにはなかなか良い内容かも知れない。一応これからの人のための入門用、自分のための復習用として購入。教科書的なものが欲しいのであれば「コンピュータグラフィックス 理論と実践」で事足りるかも。
アセンブラ画像処理プログラミング―SIMDによる処理の高速化
MMX などの SIMD を利用した画像処理に関する本。同じ処理を pure C で記述した場合と inline assembler を使って SIMD で最適化した場合とが併記されていて分かりやすい。