フル・モンティー(監督:ピーター・カッタネオ)を観た。
職を失い、離婚した妻に子供の親権をも奪われようとしている男(ロバート・カーライル)がその時街に巡業に来ていた男性ストリップショーに目をつけ、金に困った仲間達を集め、自分たちでストリップショーを企てて一攫千金を得ようとする。若くもない、仕事もない男達が、はじめは馬鹿にしていた男性ストリップをクソまじめに練習し、文字どおり“裸一貫”で女性達の支持を得る。
ロバート・カーライル扮するギャズの、破天荒だが愛すべきキャラクターと息子に対する愛情は、コミカルなストーリーの中で時折ホロリとさせる。面白い映画だった。
※フル・モンティーとはスラングで”素っ裸”の意味