YRPユビキタスネットワーキング研究所(UNL)は、新型のユビキタス・コミュニケ-タが量産体制に入ったとのこと。
新型ユビキタス・コミュニケータ登場、いよいよ量産態勢に (MYCOM PC WEB)より
YRPユビキタスネットワーキング研究所(UNL)は、新型ユビキタス・コミュニケータ(UC)を開発した。高速画像処理機能を搭載するなど機能を強化、坂村健UNL所長・東京大学教授は「量産化のめどがついた」として、実証実験用に多数生産するとともに、来年には外販する予定だ。
新型UCは、外形寸法144x76x15mmで重量196gと小型PDA並。
機能は以下のとおり。
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200万画素のデジタルカメラを搭載
VGAのディスプレイ
2.45G / 13.56MHz帯のマルチバンドucodeタグリーダー
無線LAN / BlueToothの通信機能
指紋認証ユニット
新しいASICの開発によって、「マルチメディア対応のモバイルパソコンと同等以上の機能」を実現しているとのこと。来年から外販開始で、最初の価格は30万円台。しかし、次のロットからは、急激に価格は下がり、いずれデジタルカメラ高級機と同じ水準になるのではないかとの見通しを立てている。
それでも10万前後ということだろうか。スペックから言ったら致し方ない価格かもしれないが、ちょっと高いかも。当然のことながらucodeを含め、サービスがどれだけ整備されるかが普及の鍵でしょう。
PDA市場全体が失速している中でucodeを武器にTRON陣営がどう切り込むか、今後に期待。