次男誕生

2012年8月21日 14:55に次男が誕生しました。体重は2596kg。ここまでに至る経緯は筆舌しがたいものでしたので、喜びもひとしおでした。

Baby has come.

というのも5年前に前置胎盤早期剥離で娘を亡くし、その際に妻も生死の境を彷徨いました。更に、その時の検査により妻が不育症(第Ⅻ因子起因)である事が判明。低容量アスピリン療法を続けて参りましたがその後も、2度の流産を経験しました。その度に深く傷つく妻の姿を目の当たりにし、当然の事ながらもう諦めようかという話も出ましたが、それでもなお長男に妹か弟を授けてやりたい、という強い妻の想いが今回やっと結実した形となりました。

ちなみに驚いたのは帝王切開に立ち会えた事。

長男の自然分娩の際には出産に立ち会いましたが、今回は5年前の事もあるので選択的帝王切開となり、まさか立ち会う事はできないだろうと思い込んでおりました。しかし病院の手術事前説明で「立ち会いはどうされますか?」と当たり前のように聞かれてビックリ。「もし万一旦那さん血の気が引いて倒れられても、奥様とお子様優先ですので放ったらかしですが」とのことでしたが、「折角の機会なので立ち会います」と告げ、手術日を迎えました。

14:30頃、手術着を来て手術室に入ると既に妻は第三腰椎に麻酔を打たれ、意識がある状態でストレッチャーに乗っています。妻からは自分の首から下が見えないよう小さなカーテンで目隠しされており、僕はというと妻の顔の脇に座らされました。カーテンの真横に座っている形なので、見ようと思えば処置が丸見えです。

元々僕は自分であれ他人であれ、点滴のライン確保や注射の針を刺している光景が苦手で目をそらしてしまうほど小心者なのですが、まさか切ってるそばから妻のハラワタを見る日が訪れる事になろうとは夢にも思っていませんでした。

ただ余りにも非日常の現実離れした光景であったことが幸いしたのだと思いますが、意外と冷静に見る事ができました。また素人ながら執刀医2名の手技、助手3名の一挙手一投足を全て目に焼き付けようと必死だったこともあると思います。妻の話に寄れば、あまりにも鋭い目つきで医師の手元を睨みつけていたようで、元々それほど人相の良くない僕の顔を助産師が見てドン引きしていたとのこと。何れにせよ、滅多にない貴重な体験となりました。

手術の所要時間はメスが入れられてから胎児を取り出すまでは正味5~10分ほどで、あとは縫合に30~40分程度というものでした。

出生後、息子は少し体重が少ないため初日だけ保育器に入りましたが、翌日には出ることができました。仕事は3日ばかり休みをもらって病院におり、ガラス越しの息子や妻と過ごす事ができました。息子は新生児室で手足をばたつかせ元気に泣いて……と書きたいところですが、他の新生児とは対照的に、ぐうぐう寝てばかり。何度見に行っても、地蔵のような顔で寝ています。ミルクの時間になっても寝ていることが殆どで若干心配になりましたが、「こういうお子さん、たまにいるのよねー」とのこと。

8月29日には2人とも無事退院し、長男とともに記念撮影。長男も恐る恐る抱っこして兄になった自覚が芽生えてきたように見えました。次男の顔を見ると、長男が生まれたときの顔にそっくりです。次男が生まれた事により、長男が生まれたときの思い出も鮮やかによみがえり、長男への愛情もより一層増した気がします。

大分久しぶりの投稿になりましたが、これからも4 人で幸せな家庭を築いていきたいと思います。


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