Marc Andreessen が Ning という、いわゆる「ソーシャル・Webアプリケーション」のようなサービスを立ち上げたようです。
GoodPic.com の金子さんによる記事によれば、
まずは、”Ning Content Store”というデータベースのようなものに、自由にオブジェクトを定義してデータを保存する事ができる。リレーショナルDBのように、固定的なスキーマではなく、動的にアトリビュートを作成できるオブジェクトのようなイメージらしいです。そこに保存したデータは、色々なNingプログラムから参照できて、ユーザーをまたいだデータ共有も可能。(Ning Content Store)
開発者は、誰でもNingのプログラムをPHP Componentsとして開発、登録することができる。ユーザーは、そのようなコンポーネントを組み合わせて(Mash up)してWEB2.0的に、自分の好きなアプリケーションをつくることが可能。
単にライブラリ群をあつめてダウンロードさせるのではなく、同時に実行環境も提供することで、開発者と利用者が同じプラットフォームに集まる感じ。ソーシャル・アプリケーションと呼ぶらしい。
とのことです。ざっと見てみると、利用者は例えば今のところ、「Playground」と呼ばれる実行環境上でFlickr や del.icio.us (と似たような)サービスを利用できます。
で面白いのは、右サイドバーに「View source」「Clone this app」というリンクがあり、これでソースやアプリのクローンが作成できるようです。ただしこの操作を行うためには今のところアカウントが「Beta Developer」である必要があります。試しにクリックすると、クローンについての説明ページがあるのですが、最終的には誰でもクローンを作れるようにするみたいです。
そこに書かれている内容をざっと読んでみると、アプリ(サービス)を使っていてそれを「クローン」して PHP コードを変更したりコンポーネントを追加したりして、それを公開できるとのこと。面白そうです。
Developer Documentation にざっと目を通してみると、API やコンポーネントも色々と用意されているようです。たとえばこんな感じ。
-
Enhancing Apps with Ajax
Ajax and Forms
Customizing Your Ajax Calls with Callbacks and More
Searching Amazon.com with XNC_Services_Amazon
Talking to Flickr with XNC_Services_Flickr
Using Google Maps with Ning
Reading Gmail
Using SOAP
Searching Yahoo!
etc…
あとでじっくり読んでみたいと思います。
【URL】
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