チャーリー・ワッツの名(迷)言

そういえば 4/2 ストーンズ公演の開演前に喫茶店で談笑の折、友人から興味深い話を聞いた。

「かもんみねこ」さんが、サイト(CHUCH MAGEE 天国のチュッチ・マギーさんに捧ぐ)で「ストーンズよもやま話 第21回目 20年目の真実 – 昌巳 (・∀・)b GJ!」という記事を書いている。

ネタ元は「土屋昌巳さんのインタヴュー記事」の中で紹介されている、チャーリー・ワッツについてのエピソード。

インタヴューの中で土屋さんは、

僕はスティーブ・ジョーダンっていうドラマーと一緒にレコーディングしていたんだけど、突然チャーリー・ワッツからスティーブに「すぐに来い」という電話が来て、もちろんロックの大御所、大先輩ですから、一目散に行かなくちゃいけないわけです。どういうことかというと、ハイハットとスネアはチャーリーが叩かないとストーンズのグルーヴにならないけど、当時もうすでにチャーリーはお歳ですから、曲の半分くらいからキックとか踏まなくなるらしいんですよ(笑)。それでミックが「途中からやたら低域がなくなった!」と激怒して、エンジニアがいろんな配線とか1個ずつ調べていったら途中からキックがなくなっている。そこでチャーリーが言ったひと言が「若いもんに踏ませておけ」(笑)。これ本当の話ですからね。

と言っているのだが、それを受けて「かもんみねこ」さんは

どうかなぁ。やっぱ本人は口止めされてるんじゃないの?土屋昌巳は、後にチャーリーがインタヴューで「当時は薬でボロボロだった」ってことを告白してるなんてこと知らないから、気をつかってるつもりで『お歳ですから』なんて云ってるけど。ホントに気を使わなきゃいけないとこはわかんなかったんだね。

と憶測している。なるほど、と思わせる内容である。

でも「若いもんに踏ませておけ」って……。僕も死ぬまでに一度くらいは言ってみたいなあ。


スティーヴ・ジョーダン“ザ・ポケット”―Rhythm & drums magazine presents

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