インフォームド・コンセント

お義父さんのところに電話でYah○○BBの勧誘があったようだ。電話をかけてきたのはBBテレマ○ケティング。

キャンペーンとやらでNTT工事費などの初期費用が無料。モデムレンタル料等を含む月額料金も最大2ヶ月間無料とのことで、早速申し込みを行ってしまった模様。

この話を聞いたとき、「なぜ敢えて、このタイミングで?」と首をかしげたのだが、お義父さん本人は一連のニュースも知った上で決めてしまったのだから仕方ない。

ただ、ニュースで報道されている個人情報漏洩問題はインターネットセキュリティー上の問題で、悪意ある第三者に通信を傍受されて漏洩してしまった、と勘違いしていたようだ。いわばYah○○は被害者。どこだって同じでしょ?インターネットで重要な情報をやり取りしなきゃいいんでしょ?という認識。

そうではなくて、個人情報保護を二の次にした利潤追求経営によって引き起こされた問題であり、今回の場合は自業自得の面も強いんですよ、などと説明した。

さらに契約の細かい内容について話したところ、プランは向こうが殆ど勝手に決めてしまったということが判明。今回加入したプランは「45M 無線LANパック」。モデムはレンタル。+IP電話携帯間通話割引サービス。

速度に関してはまあ、経路長1.3Km程度なので45Mプランでもよいかもしれない。

ただしオプションの無線LANパックと携帯割引サービスについて、お義父さんは何の説明も受けなかったらしい。だいいち、無線LANがどのようなものなのかさえ知らなかった。BBテレマー○ティングには、PCがデスクトップなのか、それともノートなのかを訊ねられただけだと言う。

いくら無料期間だからといってオプションを勝手に決めてしまうのはいただけない。キャンペーン期間が終れば、月額料金の形で支払う必要があるわけだ。無線LANパックのレンタル料は月々¥990(税抜)と結構な金額である。しかもPC側インタフェースがない場合は自分で用意しなければならない。

無線LANと携帯割引サービスはしばらく利用状況をみて、もし必要なさそうであれば、なるべく早く、できればキャンペーン期間中にプランを変更したほうがいいですよ、と助言しておいた。

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