思うところがあって、付箋紙形式のインタフェースを利用したWikiやBlog、BBSなどに関するサイトをメモ。
付箋型 Wiki
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付箋紙表現を使った究極のWiki (Ultimate Wiki) : 動作URL via ishinao.net
変なもの(wema) via miki*labo
C.G.I.::wEmma(仮) via C.G.I.
付箋型 BBS
付箋型 Blog(MovableType)
付箋型インタフェースはレイアウトが自由な反面、結局整理整頓が必要になってしまいます。少なくとも僕は整頓が苦手なので、単純に情報蓄積を目的としたツールでこのインタフェースを使うことは、まず考えられません。
でも例えばブレストやアイデアプロセスのツールとして付箋を利用するというのは非常にポピュラーな方法なわけで、「変なもの(wema)」や「Ultimate Wiki」の「Wiki+付箋インタフェース」という試みは有用だと思いました。
C.G.I.さんの「C.G.I.::wEmma(仮)」では「変なもの(wema)」をベースに、「Wiki+付箋」へ更に「手書き」という要素を加えています。
手書きデータというのは非常に扱いにくいものなので色々大変な面もあるかと思います。特に残念なのは、Wikiの機能や特徴(WikiNameやBracketNameなどによるリンク機構とか、検索とか)との親和性が低いということ。要するに、単に「手書きデータが貼れる」というだけでは、Wikiベースであることのメリットがあまり感じられないといった点。これを克服していくのは難しいんじゃないかと思います。でも難しい反面、挑戦しがいのあるテーマだと思いますし、実現できれば素晴らしいんじゃないかと。アプローチ自体は面白く、とても興味深い。
ちなみに「C.G.I.::wEmma(仮)」では、手書き部分をSVGデータとして扱っています。
自社ビルさんでは、「Cafeteria」という付箋インタフェースを用いたBBSを公開しています。伝言板というか、ピンボードのような雰囲気ですね。
手書きデータはWikiのシステムに加えるよりも、単純にこういったBBSシステムと相性が良い気がします。すでにお絵かきBBSは沢山ありますけど、自由に配置できるのはあまりないですし。
siteASさんでは Blog のデザインとして付箋インタフェースを採用するという実験をされているのですが、こちらをいじっていると、なんだか本当にニュース記事をスクラップしているような気がして面白いです。
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